新米老人の嘆きの歌

とある老人がステッキ片手に公園で
首を振り振り歩いてるハトを眺めて
おい、ハトよ何を納得しながら歩くのだ
オイラはなぁ
空を飛べたらステッキなしで悠々と
太陽向かって行きたいよ
暖かそうな太陽の子分になりてえ
今の人間、冷たいよ
階段降りるステッキ片手の老人に
階段昇る、とある女、嫌な顔して道譲る
そんな人
地上目がけて熱風吹きかけて…
太陽が云うだろう
そんな心狭い奴は子分にしてらやねえ
肌で感じる暖かさ、心にも感じる
生物本来の営みじゃぁないのかなぁ。

目には目を、近隣諸国何故いがみ合うのかなぁと。