機械時計へのあこがれ

86400秒の世界・・それは一日の秒換算の話。
一日の誤差では、一日当たり86400分の1を意味する。
現代の電波時計はとてつもなく正確になっているが
半世紀以前の機械時計の一日一秒の狂いは、超高精度
身近な生活用品でそんな正確なモノは、時計以外知らない。

機械時計に興味を抱いたのは、7〜8才のころだった。
今からおよそ60年ちかく昔の事になる。
私を育ててくれたのは祖父母
明治生まれ、田舎育ちで時計は不要だったらしい。
私が学校に行くようになり、目覚まし時計が家に来た。

そのコチコチと時を刻む音が珍しくもあり
正確に時を刻むのが不思議で内部の機械を見たくなった。
そこで
昭和30年、敗戦のなごり、街にはクズ拾いの人がいて
(街角に捨ててる)その、不用品回収店があってそこに行き
祖母に無理を言って…当時50円
辛うじて動きそうな、目覚まし時計を数個買って貰った。
それが機械時計との付き合いになり
小学校高学年の頃は
本屋に行って時計の参考書買って読み漁る事となる。
教本は洋書でしかなく諦めた。
そこで、冒頭の86400秒を知る事となる。
当時、ラジオにも興味を持っていた。

今思うのは、
時計か電気いずれかの設計部門目指すのを捨てた後悔
(貧乏で…そんな言い訳するな、と)
まぁ遠く昔の思い出でしかない。

そして今
体の不調ゆえ家の中の生活多く
インターネットの動画を観るのに明け暮れている。
目も脳も疲れるので、ふと思いついたが
昔の機械時計とは似ても似つかぬ構造ではあるが
100円ショップのクオーツ置時計
300円ショップのアナログ腕時計
それらを使っての、簡単な工作をして
ネット動画を観る時間を減らす試行を実行中。

最後にグチ一つ
頭良かったらなぁアニメ動画のプログラム作成だよ。