喫茶店とストレス

中年時代ずっーと(懇意にして)通った喫茶店があった。
(30年ほど通った)
時代の流れで数年前閉店した。
いまだに胸が張り裂けそうな思いの寂しさが蘇る。
(心の中で兄のように慕っていた)

コーヒーは好きではない、が
青年期から家族の居ない一人暮らしなので
寂しく思う事もしばしばある。
その心の穴埋めに、喫茶店のマスターとかママに
懇意にして貰い会話する(お客の少ない時)
それが私の心の癒しになっていた。

その30年通った喫茶店の閉店以前に
近所に懇意に会話して貰える喫茶店を見つけ通っていた。
この喫茶店も今年3月末をもって閉店した。
心の中に穴が空いた気分になっている。

3年ほど前からお気に入りの喫茶店を見つけてあるが
(おしどり夫婦のお店で、気さくで楽しい)
日本橋なので毎日は通えない。

茶店に拘る訳は…
私はタバコ・ギャンブル・スポーツ観戦など無縁の生活。
テレビも観ない(朝のニュースのみ)
そしてアルコールは弱い。
赤の他人で、気楽に会話出来るのは、喫茶店位しかない。
家の近所は、年上で宗教信奉者が多く懇意の人は少ない。

友人は10数人居たが半分以上他界したり
病気で会話の時間が少なくなっている。
更に自身の病の悪化(それで、極度の睡眠不足の悩み)
それらでの日々のストレス拡大を抱えている。
で、近頃は…
茶店見つけは止めにして、演歌は好きでもなく
趣味外であるが、大声発声は気分が良い
カラオケの店、行き先の試行錯誤の末
(BOXでの)一人カラオケを楽しんでいる。
15曲くらい、音痴を忘れ、歌う。
「喉がお疲れさん状態」で、少し困惑気味になっている。