中年時代の楽しい思い出

ある営業会社の社長(友人)の依頼で錦鯉の幼魚の買い付けに
(西日本各地の錦鯉の産地)
クルマの運転大好きの私への依頼だった。
まぁ単なる遠距離から、和歌山など近距離のドライブ
私はクルマの運転が好きで(プロのドライバーの経験は無い)
200キロ位なら休憩しないで運転できる。
(事故歴はゼロ)
休憩は、きつねうどんとかコーヒーとか、お宿はお安いビジネスホテル
フトコロ具合良くない社長だったので、何一つ贅沢は出来ない。
絵に書いたような貧乏小旅行、でもそれが楽しかった。

彼は、質の良い鯉の幼魚探し、そしてその幼魚を育てて…
貧乏社長が懐豊かな裕福層の贅沢趣味の仲間入り
近畿大会・全国大会のコンクールで、上位獲得(準優を何十年も維持)
鯉に恋する天才的眼力
それが、彼への敬服と、極上の嬉しさでもあった。
私の生涯において、趣味世界で、私は低級な電子工作しかしていない
彼は、趣味の極に達している天才肌そのものだ。
QQ半ボケは、何か目的を持つ度毎に
彼を思い出し、何くそ負けるか魂を奮い起させている。