食と祖母の話

子供時代貧困で
魚一品など品祖な食生活。
大人になり、懐が豊かになっても
品祖な食しか興が湧かない。

明治生まれの祖母
品祖なモノしか食べられなかった
でも、他人を妬んだり、心寂しい
信号無視するような不埒でない
食生活は侘しいけれど
心は
そこ、そこに豊かに育ててくれた。
無学で字も読めない祖母
子供時代
近所の先生にいろいろと教わったらしい。
孔子の男女7歳にして・・
などのことわざ
(今の中年以下なら一笑だろう)
字の読み書き出来ない分
良い記憶力だった。
その祖母(祖父)も遠い世界の人。
近所の
朝一に行く喫茶店のママに
ひ孫(小1)が、毎日挨拶にくる
ちょっぴり
微笑ましくもあり、羨ましくもある。